聴神経腫瘍の症状とは

聴神経腫瘍の症状として最も多いのが聴力の低下です。その他には顔面の痺れや筋肉の麻痺などが起きる場合もあります。

聴神経腫瘍の治療方法

no.1

後頭部から腫瘍を摘出する後頭下開頭法

ガンマナイフという放射線治療の装置で聴神経腫瘍に対して放射線をあてる治療法です。主に2cmまでの小さな腫瘍に対して行われる治療方法です。

no.2

側頭部の骨を外して腫瘍を摘出する中頭蓋窩法

中頭蓋窩法も聴神経腫瘍の手術法です。主に内耳道内に小さな腫瘍ができた場合に選択されることが多い治療法です。

no.3

耳の後ろ部分を切開して腫瘍を摘出する経迷路法

後頭下開頭法は、聴神経腫瘍の手術として一般的な手術です。腫瘍が大きくても小さくても対応できて比較的短い時間で済む手術法です。

no.4

放射線を用いたガンマナイフ治療

no.5

経過観察

聴神経腫瘍の治療として定期的にMRI撮影を行い経過観察する場合もあります。症状の進行や腫瘍が大きくなっていくことが確認された場合は外科的な手術法が適用されます。

女性

耳が聞こえにくくなったら

誰でも年を取ると多少は耳が聞こえにくくなりますが、急に聴力が低下した場合は要注意です。難聴となる原因のひとつに、聴神経腫瘍があります。聴神経腫瘍は脳腫瘍の一種で、蝸牛神経という部分にできる、比較的ありふれた腫瘍です。腫瘍ができると聴神経が圧迫され、特に高い音や電話の声が聞こえにくくなるという特徴があります。音楽などは聞こえても、人の話し声を聞き取りにくいときは、この病気を疑ったほうがよいかもしれません。脳腫瘍というと恐ろしい病気のようですが、これは良性腫瘍なので、手術で完全に取り除くことができれば、再発する心配はほとんどありません。命にかかわることは少ないとはいえ、腫瘍が大きくなると脳の他の部分を圧迫して、歩行困難になったりする場合もあるので、不調を感じたら早めに専門医を受診することが大切です。

最新の治療方法

聴神経腫瘍を治療する方法としては、手術や放射線療法などが挙げられます。完全に治療するためには手術を行いますが、聴神経は非常に細かく複雑な部分なので、相当な知識と熟練を必要とします。過去にはミスによって神経を切断してしまい、聴力が失われたり顔面が麻痺したりしたケースもあります。手術を受けるなら経験豊富な専門医に依頼しましょう。近年では放射線で腫瘍を縮小させる治療法もよく用いられています。良性腫瘍なので、大きくならなければ無理に摘出しないという選択肢もあります。聴力が低下してから治療を始めるよりも、早期に治療するほど聴力を保つことができます。かなりの高齢でも、治療すれば聴力を温存できることが少なくありません。耳が聞こえにくいと感じたとき、加齢のせいだと諦めずに、検査を受けてみることをお勧めします。

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